ゆっきーのたから箱タイトル画像



トモダチ ... 1/18(Tue) 00:07[259]

トモダチをずっとさがしているの



生きてはいけないとおもったトキに

じぶんで死ねないこわがりのボクを

コロしてくれるはずだから

トモダチをさがしているの



にくしみとかうらみとかじゃなくて

死しかないってココロをわかって

あいしているからコロしてくれる

トモダチをさがしているの



トモダチをずっとさがしているの

キオクを繋いで ...10/10(Fri) 09:17[258]

風が冷たく感じておもわず夜空を見上げた

小さな光が散りばめられて輝いている



ひとつの星から向こうの星へ線で結んでみた

すぐ隣の星へずっと遠くの星へ

名もない星へ光り輝く星へ

線と線が交差する

星から線が延びて別の星へと繋がっていく



あまりに空は大き過ぎて眩暈がした

気が済むまで続けるとそっと手を下ろす

ひとつの星からふたつの星へよっつの星へ

広げるように焦点を遠ざけていく

数歩だけ足も後ろへ運んでみる



大きな大きな絵画が闇の中に浮かび上がる

ばらばらに見えていた星は

結びついて繋がってひとつの大きな絵になった

この星座を作り上げた今なら

そう 今なら分かる気がするの



全ては運命なんかじゃなく

決めてきたのはあたしだったと

選んできたのはあたしだったと

歩いてきたのはあたしだったと



……他の誰でもないあたしだったと


空の向こうに ... 6/23(Mon) 21:00[257]

少し疲れたみたい

道端に座り込むと自然に顔は

向日葵みたいに太陽を向く

空が とても遠い



ただしゃがんだだけなのに

地球の中心まで落ちたように

とても遠くて 遠すぎて

眩暈がした



ビルに切り刻まれて

いびつな四角形の空

引き付ける強い力に

泪が奥の方から・・・



慌てて手を震わせながら

煙草を咥えて火を点けた

“ただいま”

まだ この世界にいれるみたいだ

solitude soldier ... 5/18(Sun) 09:30[256]

君の空を汚すモノから君を守っていたかった

アタシが人を傷付けてきたことは分かっているけど

その空を消してしまわないで

悲しい世界でまだ愛を信じようとする

  君のうつくしい空は幻ではなかったはず

その空を否定してアタシを生かそうとしなくていい

もう気付いたのでしょう

アタシの優しさは君の傷跡だけど君のナイフ



君の空を壊すモノから君を守りたかった

君の中にアタシが存在することに苦しんでいるなら

アタシに君のナイフを刺せばいい

偽りだらけの世界で人を信じようとする

  君のやさしい空は幻ではなかったはず

君が刺せない限りアタシは死ぬことも生きることもできない

もう気付いたのでしょう

アタシの子どもらしさは君の傷跡だけど君のナイフ



君の空は誰もが知っている あの遠い夏休みの匂いがする

胸に吸い込むと涙に変わる 深く透き通った風を思い出させる

君の空が今度は君を見守ってくれるのだろう

その空の下で今度は君が生きていけるのだろう

君のナイフは君が持てばいい

君の傷跡に君の空が負けてしまわないように



アタシはどこにでも存在する solitude soldier

アタシは今でも闘い続けてる solitude soldier

ヒトと機械と(2002.12.28) ...12/29(Sun) 21:24[255]

心のない機械に

大切な人の命が支えられてる

心あるヒトである私は

貴方に何ができますか



冷たい機械に

大切な人の命が委ねられてる

体温をもつヒトである私は

貴方に何を伝えられますか



狂いも揺れもない機械に

大切な人の命が救われてる

狂い揺れるヒトである私は

貴方に何かできますか



私はヒトで

貴方もヒトで

だけどヒトは機械に支えられ

だけどヒトはヒトに支えられ

それでいいんですか

それでもいいんですか

ただしいコト(2002.12.28) ...12/29(Sun) 21:19[254]

全ての人にただしいコトを言おうとすれば

私はきっとコトバを失う

全ての人にただしいコトではなくても

私にとってただしいコトバを伝えていこう



私が私であるために

どこでもないここに立ち続けるために



全ての人にただしいコトを言おうとすれば

私はきっとワタシを失う

全ての人にただしいコトではなくても

私にとってただしいワタシを伝えていこう

存在(2002.12.18) ...12/29(Sun) 21:05[253]

夕方の駅前喫茶店

窓の外は早足で行き交う人であふれ

どこかを目指し どこかに向かう



その中に自分を立たせてみる

どこでもない場所に立ち止まらせてみる

その瞬間

ふと見上げた闇から白い雪が舞い降りてきた



天使の羽根

ガラスの欠片

ひらひら きらきら

おりてくる



私の手のひらで溶ける雪

雪の中で溶けない私

目に見えないけど在るもの

目に見えて在るもの



そのどちらも真実ならば

どうかアタシよ 消えないで



私が降らせた幻の雪よ

どうか目に見えないモノを人々に



消えて溶けてしまう前に

目には見えない存在を信じる優しさを・・・

忘れないで ...11/23(Sat) 01:32[252]

忘れないで

はかなきものを守ろうとした

その大きな力を



少しでも気を抜いたら壊れてしまいそうな

そんな存在を守ろうとする時

人はとても優しく強い心を持つのだから



忘れないで

はかなきものを守ろうとした

その大きな力を



時に孤独に負けてしまいそうで

涙が止まらない夜も

守りたいと願ったものを決して見失わないで



忘れないで

はかなきものを守ろうとした

その大きな力を



いつかきっと守っていたはずのものに

守られていると気付く朝がくる

だから思い出さなくてもいい

忘れないで・・・



忘れないで

はかなきものを守ろうとした

その大きな力を


君の中に ...11/ 1(Fri) 00:05[251]

“僕は花を探しているんだ”



“どんな花?”



“どこにでもありそうで

 たった一つしかなくて

 とても美しいけれど

 虫食いもあって

 見ているだけで哀しみも喜びも溢れてくる

 その花をずっと探しているんだ”



“どこを探したの?”



“どこもかもさ

 長い年月をかけて世界中を歩き回って

 探し続けてきたのだけれど

 どこにもなくて

 諦めかけていた時に君と出会い

 そのことを忘れていたんだ”



“君はたった一つだけ探していないところがある

 そして私はもう見つけたよ”



“え、どこに?”



“君の中に”



“あぁ、今やっと僕にも分かったよ

 その花をすでに僕は見つけていたんだ

 だから探すのをやめたのだろう

・・・君の中に”



“君の中に”


雨の季節に生まれて ...10/22(Tue) 00:08[250]

雲ひとつない青空にはどうしても慣れそうにないから

この雨降る世界へと傘をささずに歩き出そう



きっと僕らこういう季節に生まれたんだ

だから雨に濡れてみるのも悪くないさ



雨で重くなった翼を休める小鳥のように

時々は雨のあたらない場所から雫を見つめて



そうやって生きていこうよ

太陽が眩しい季節を生きた人たちのように



時々は悲しみ 時々は楽しみながら



雨を好きにならなくてもいいよ

けれどこんな季節を生きる君が僕は好きなんだ



きっと僕らこういう季節に生まれたんだ

だから雨に濡れてみるのも悪くないさ



怖いなら周りを見てごらん

ほら僕らと同じように生きている人を見つけるはずさ



こんな世界を生きることは

きっと雨降る中に思い切って飛び出してみる

そんなことで違って見えてくるんじゃないかなぁ

僕はそう思うんだよ

僕はそう生きていきたいんだよ


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